We Are Ikuzi-Zu!!
前回に引き続き私が以前勤めていた会社の同期、永井敦美さんの子育て
話です。彼女はダンナ様が北京に転勤になった別居中にお子さんを産みました。1年間の
育児休職中は北京に渡り、1年後のこの6月、職場復帰のため子供と彼女だけ帰国。もう
バリバリと営業ウ−マンしています。とにかく明るくパワフル、物凄い行動力の持ち主です。
でもね、すごい美人なんです。天って二物を与えるのねえ・・・という感じですが
私が彼女の一番好きなところは「ちゃんと努力する」ところ。これからも頑張ってね!!
「在北京愉快的育嬰」 Vol 3
「一人っ子政策でも子供は沢山います」

中国の子供事情といえば、人口抑制を目的とした「一人っ子政策」が有名である。
じゃあ子供、特に赤ちゃんは殆ど見かけないのかな、と思えばさにあらん、そこは人口12億の
国、やっぱり子供は沢山居たのであった。
百貨店のベビー・子供コーナーの広さは立派なものだし、おもちゃは良いものが日本より安価
で手に入る。(何でも、世界のおもちゃの3分の1はメイド・イン・チャイナだそうだ。)
ただ、一般的中国人が余り使用しない商品、例えば日本製ベビーカーや外国製紙おむつなどは
高価だ。ベビーカーを使わずどうしているかというと、ひたすら抱っこ。赤ちゃんは勿論、
2歳・3歳でも抱っこ紐も使わず抱き続けられる中国人の力持ちぶりは尊敬に値する。
「中国おむつ事情」

では、おむつはどうしているのかというと…中国の子供たちは、ぱっくり股のところが空いて
いる通称「股割れパンツ」をはいているのであった。(最近都市部ではおむつ使用も増えつつ
あるとのことだが。)
予備知識無しにお尻がニーハオしている子供を見た時は結構ショック。道端でもよおしたらす
ぐにしゃがんでその場でトイレ・・・合理的といえば合理的だが、う〜む。ただ、この伝統のお
かげで、中国では1歳台でトイレット・トレーニングが完了することも珍しくないそうである。
そういえば、友人の阿姨(中国のメイドさんのこと)がまだ6か月の赤ちゃんをトイレに連れ
ていって、おむつをはずし便器に向かって抱き上げ、「し〜」と声をかけておしっこ、
「う〜ん」と声をかけてうんちをさせていたとか。アノ時の声って万国共通らしい。
「我が息子はパン!?」

一人っ子政策で子供が少ないからか、国民性なのか、中国人は老いも若きも男も女も、総じて
子供好きのようだ。街に一歩ベビーカーで出れば周囲の中国人の眼は、赤ちゃんに注がれる。
見るだけではない。笑いかける、あやす、果ては抱き上げようとする人まで…。
ところで、我が長男を見た中国人が、必ず発する言葉があった。「ヘン、パン!」ヘンは確か
とても、と言う意味、じゃあパンって・・・?辞書を引いてみると、あらまぁ、パンとは「胖」、
太っているという意味だった。生まれた直後は標準体重だった息子はおっぱい大好きの大食漢で、
3か月にして8700gもあったから反論しようが無いものの、10人が10人、
「胖、胖!」と話し掛けてくれちゃって、彼が自分の名前を「パン」だと誤解してしまわない
かと心配したりして。でも、そんな「デブ、デブ」言わなくったっていいじゃない・・・
後日、この「胖」という言葉、中国では誉め言葉で、子供が太っているのは豊かさの象徴
だと教えられ、すっかり満足したのであった。
「病は足元から」

中国の子供たちは概して厚着である。日中でも氷点下は当たり前の真冬ならわかるのだが、
暖かい日でもしっかり着込んでいる。北京で最高の観光シーズンといわれる10月、爽やか
な陽気の中、公寓内を子連れでそぞろ歩くと、早速子供好きの中国人従業員に話し掛けられた。
「何ヶ月か」、「男か女か」、最後に「靴下はなぜはかせないんだ」
実は、この3点セット、その後も耳にタコが出来るほど聞かされた。「病は足元から」という
漢方医学の教えから足を冷やすのは厳禁と考えているそうで、赤ちゃんに靴下も履かせず外に
出るとは、なんて物知らずな母親なんでしょう、とばかりに注意をしてくれているようだ。
去年の夏を北京で過ごした友人に聞くと、3点セットは夏でも言われたそうで、
「もぉ、あんまりうるさいから、履かせるようにしてんのよ−」と諦め顔だった。
「おせっかいだけど子連れに優しい街」

こうして街の中の見も知らぬ人から、こちらの育児方針も習慣もお構い無しに、あーだこーだ
意見を述べられるのには閉口してしまう。ましてや毎日子供と接する阿姨にいたっては、
「この食べ物は身体を冷やすから良くない」とか「もっと水分を沢山取らせるべき」とか日本
人の感覚からすれば、ずけずけと意見を述べられ、私の友人曰く、「なんか、お姑さんと同居
しているみたい・・・」
それもこれも、中国人の子供への関心の高さからくることなのだろう。前述のおせっかい発言
に目をつぶれば、ここは本当に子連れに優しい街である。デパートやレストランの扉の前で、
ちょっとした段差で、皆さりげなく手を貸してくれる。
そして何より有難いのは、レストラン
でウェイトレスさん(例外なく若い)があやしてくれたり、状況によっては手の空いている従
業員(どこでも沢山居る)が抱っこしてくれることである。
お陰で夫婦、または友達と子連れで食事に出掛けた時、臨時専属保母さん(?)を従え、
ゆっくり食事を楽しむ幸運に出会える。これ、子育て中の人にとって誰でもが嬉しいサービス
のようで、お母さん仲間では、「昨日行った○○では、よく抱っこしてくれたよ」的情報が
即座にかけめぐり、赤ちゃん連れファミリー版五ツ星レストランとしてリストに載るのであった。
「中国は子育て天国?」

ついでに書くと、共稼ぎが普通の中国では、家事はみんなでやるものらしい。
先日、中国語の勉強中、「〜しながら〜する」という表現の練習で私が「子供の面倒を見ながら
夕食の支度をする」と作文したら、家庭教師に「どうやって?」と驚かれてしまった。中国では、
母親が子供の世話をしていたら夕食の支度は父親の仕事、その上おじいちゃん、おばあちゃんも
手伝ってくれるから、一人で家事を抱え込む事がないそうだ。中国ってやっぱり子育て天国?
以上で彼女の北京での育児日記は終わりです。今は職場復帰して忙しい毎日のようです。
またこの続きをお楽しみに・・・・
次回からは「我が家に双子がやってきた!」一人目を出産後、もう一人と思っていたら
双子だった!しかもダンナさまは出産と同時に単身赴任!?賑やかなお話です。お楽しみに
ワタシorボクの子育て話をみんなに聞いて欲しい!という方はこちらまでメ−ルを!
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