今回から新しく連載するのは私の前に勤務していた会社での同期・植田裕子さん。彼女は今(2000/4)小学校2年生になる男の子と1歳になったばかりの男の子のお母さん。そしてバリバリと働くワ−キングマザ−です。とにかくひまわりのように明るい性格とはつらつとした笑顔・すごく華奢なのに丈夫な体・回転の速いアタマ、と会社でも大人気の彼女です。一人目出産後に会社に行きつつ簿記の学校にも通いナンと簿記の1級をとってしまったのにはビックリしました。いつも彼女からパワ−をもらう女将です。
そんな彼女も 二人目に出産を前にした時には「育児休暇をとって会社を続けるか・退職するか」と少々悩んだようです。でも この5月から悩みを振り払って会社に復帰しています。彼女が1年ちょっとの育児休職中に同僚や同期に月1回メ−ルしてくれた「調布便り」はワ−キングマザ−の悩みや楽しさ満載。これから月1回、そんな楽しいメ−ルをご紹介します。
注)彼女は第2子出産直後に調布にマンションを購入して引越しています。だから「調布だより」というわけです。
■■■「調布便り」 Vo8〜1999/11〜 ■■■
こんにちは! 朝晩すっかり冷えるようになりました。 最近、焼き芋屋がマンションの前の道を毎日通るのですが、 のろのろ運転とはいえトラックなので、 「健介を抱いて走って、間に合うだろうか?」と迷っているうちに 通りすぎてしまい、まだ一度もトライできていません。 「や〜きいも〜♪い〜し〜や〜きいも♪」の声が聞こえると、 葛藤でストレスを感じる毎日です。
雄介は最近、国語の時間に作文の勉強をしているらしく 先日クラスのみんなの初めての作文を印刷した文集をもらってきました。 雄介は「おとうとがうまれた日」という題の作文でした。 ママの部屋(分娩予備室)には入れなくて外で待っていたこととか、 産まれたばかりの健介は赤くてかわいかったとか、 パパとおじいちゃん・おばあちゃんのどちらと一緒に帰るか すごく迷ったけれども、パパは「かいしゃにいっちゃうよ。」と言ったので おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に帰ったことなど、 その時の雄介の気持ちがよく書けていて、ちょっと感動しました。
健介はいつまでたっても四つんばいの這い這いになりません。 フローリングの床が多いので匍匐前進の方が楽なようで、 ベテランの域に達してきた今では音も無く忍び寄ってきて 私をビックリさせてくれます。 つかまり立ちも大好きで、お風呂で私が身体を洗っているとき 湯船の中でつかまり立ちをさせていると、 うれしそうに屈伸運動をしていると思うと、 口を開けたまま顔を水面につけて お風呂のお湯を口に含んでは満足そうに味わっています。
今月に入り、マンション内のたくさんのママとお友達になりました。 週のはじめに郵便受けに 「○月×日2:00〜 △△家解放デー 遊びに来てね!」 というお手紙が入り、行くと7,8組の母子が来ていて おしゃべりに花が咲きます。 健介と同じくらいの赤ちゃんが二人いるのですが、 比べて見ると、健介は頭がデカイ!! 雄介ほどじゃないので気にしていなかったのですが、 やはり同じ遺伝子だったかと改めて気づいてしまいました。 そして、健介は攻撃的!! 他の子の顔めがけて、はたきにいくのです。 普段、雄介とそのお友達にいじめられているので、 この時とばかり、うさを晴らしているようで 「この赤ん坊狂暴につき・・・」という感じで、一瞬たりとも目が離せません。 今からこんなことでは先が思いやられます。
私はというと、10月の末に会社から郵便が届き、 「何だろう?」とワクワクして開けたら、ナント「能力開発シート」で 11月末までに上司に提出するようにとのこと。 もともと能力なんてないので、毎年苦しんでいましたが、 毎日会社に行っていればこそ、何かしら書くこともできたというもの。 年明けから産休に入っている私に何を書けと言うのでしょう? 今年の私が修得・習熟したものと言えば、 ・2度目の出産で陣痛のいきむタイミングを修得したこと ・二人目の子育てで「がさつ・ぐうたら・ずぼら」を完璧に修得したこと ・雄介のお友達から「植田のかあちゃん」と呼ばれることに習熟したこと これくらいしかなく、 すがるような気持ちで、上記のことを上司にメールしたら 口調は丁寧ながら、心底呆れたような様子で 「一度会社にいらっしゃい」とのお返事を頂きました。 情けない限りですが、やはり調布にいては書けないと思い 、再び会社に行くことになりました。 こんな事情なので恥かしいのですが、よろしくお願い致します。 雄介のクラスは既にずいぶん風邪で欠席する子がいるようです。 皆様もクリスマス・お正月のイベントに向けて体調を崩されないよう お気をつけ下さい! 以上、調布だより(11月号)でした