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この小鉢、形としては片口なんですが、実際にはこの片口部分は注げるようになっていなくて飾りとしてついているだけです。飾りならなくてもいいのに・・・とは思えないほどこの片口部分がこの小鉢のアクセントになっています。また持つときにこの部分に指をかけると安定してとても持ちやすいんです。
そしてこの器の織部の緑色とあいまって片口がまるでそ〜っとあたりを伺う亀の頭のよう。そこで「亀の子小鉢」と名づけました。
縁の周りには線紋様が施されていて躍動感があります。ひっくり返した高台は小さめですがそぎ落とした跡が豪快で、これは山本さんの器に共通する部分です。全体の形はまん丸ではなく、たわんでいます。1客毎に大きさやカーブは微妙に異なりますが4客くらいなら重ねられます。これも片口の部分が小さいからですね。
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