
「あわび皿」というのはまさに貝のアワビの殻に似ているところからとられた名前でこのあわび皿というのは古くからある形です。どちらかというと割烹向けに作られた小鉢などが多かったようです。でもさすがに「うつわ工房」の手になると、普段の食卓に出して違和感のない、新鮮な感じを持つ雰囲気になります。
普通のお皿なら、ぐるりと一周同じように縁がたっています。
でもこの器はすっと溝のようについた縁が端に向ってなだらかに消えていきます。反対側も同様です。この滑らかなカーブが作り出す不思議な形が「アワビの殻」に似ているんですね。真上から見ると形はまん丸ではなくたまご型。一見、何気ない形に見えて、よくよく見ると凝った形。だからこそ盛ったときの料理の映え方が違うんですね。