九州・小石原焼の器が原点です

九州・小石原焼の器が原点です

小石原焼きのロングセラーの器たち

カンナ小鉢から中鉢へ、使うシーンが変わっても飽きない小石原焼きの器です

カンナ小鉢から中鉢へ、使うシーンが変わっても飽きない小石原焼きの器です

小石原焼のふるさとは九州、大分県境に近い福岡県小石原村。福岡市内から所要約1時間30分。 昔ながらの茅葺きの家があったり、小川がちょろちょろ流れていたりと、「日本昔話」を思わせる風景です。 300年以上にわたる伝統を誇る小石原焼は昔ながらの大がめや水がめに加え、小鉢、皿、酒器など生活に密着した器を作り続けています。 昭和50年に通産省より「伝統的工芸品」の指定を受けています。ガンガン使ってもビクともしない丈夫さ、盛った料理を引き立たせる色合、そしてざっくりと素朴でありながら野暮ったくない ところが魅力です。

マルダイ窯さんとは20年以上前からのおつきあい。私も長く愛用していますが、最初は娘たちが小さかったこともあって3.5寸カンナ小鉢の頻度が高く、離乳食から始まりご飯茶碗、取り分け用の小鉢として大活躍。まだそのころご存命だった先代の作られたものが自宅にはまだたくさんあります。

そしてその後は5寸鉢が活躍。炒め物、炒飯、パスタ、おでんと何を盛ってもサマになる器です。サイズも形状も普段のお惣菜に一番便利なんですね。同様に楕円四角皿も。我が家で取り皿を出して、というと自動的に四角皿が出てきます。いつもこれなんだよね・・・と思いますが結局使い勝手がよくて。そして独立した長女が新居に持っていくと即決したのが「楕円四角皿」。

以前は大き目の鉢に盛り合わせて各自取り分けていた事が多かったですが、家族の変化で最近は初めから小鉢・取り皿にわけて盛ることが増えてきました。どんな時でも対応してくれるのがマルダイ窯さんの器の魅力でもあります。

下の写真は我が家の実際の食卓風景です。お腹ペコペコで「待て!」をさせるのは可哀そうなので、けしてインスタ映えするようなものではありませんが・・・。でも器が助けてくれているのはおわかりいただけるでしょうか?

【2018年のインスタより】最近は7寸鉢でカレーを食べます

【2018年のインスタより】最近は7寸鉢でカレーを食べます

最近出番が多くなってきたのは7寸鉢。以前は盛り鉢として使いここから取り分ける感じでしたが、今は一人分のカレー皿などに使います。大きいようで平らな面積が広くて盛り付け方によって加減がきく形なので便利です。

まだ高校生がいるとはいえ、食事としては大人だけの家族だから器の出番も年代によって異なってきますね。これからはまた3.5寸小鉢にちょこちょこ盛って、というスタイルになるような気がします。

20年以上たっても飽きのこない小石原焼きの器たち。毎月のように色々な工房や作家さんの新商品が入荷してきても私にとっては特別な存在です。

九州・小石原焼の器が原点です

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